雪に対する思い​

自然の恵みと、先人たちの知恵。雪は決して「じゃまもの」ではなく、
わたしたち南魚沼の誇りだと思うのです。
雪が背丈よりも高く降り積もり、長く厳しい冬が続く雪国の暮らしにとって、
時にやっかいな存在にもなる雪ですが、
先 人 たちはその雪の力を活かした雪国独特の暮らしや食文化を育んできました。

そのひとつが「雪室」です。
現代のような冷蔵庫がなかった時代、
年間を通して低温 を保つ「雪室」は、野菜などを保存するだけでなく、
野菜や食品を冬の凍結から守ったり、夏は雪や氷を売るなど、生活の糧にもなりました。
こうしたクリーンエネルギーである雪を利用した「雪室」は、
優れた貯蔵効果をもたらす環境に優しいシステムとして、再び見直され始めています。
雪室の低温多湿な環境は、野菜のデンプンを糖に変えるため甘みが増加。
お肉は、タンパク質が分解され、旨み成分であるアミノ酸が増します。
お酒やお菓子、コーヒーなども低温熟成させることで味わいを深めます。
夏場の冷房として も活用できます。

私たちは、雪室を通じて雪国の文化の魅力を多くの皆さまへお伝えできれば幸いです。